こんばんは (^_-)-☆ 北海道は暖かい毎日になっております。
先日は化石仲間の方よりビカリアの母岩を頂きました
大きい母岩に保存の良さそうなビカリアが見えておりました。
もう一つの母岩には大きいビカリアの姿が隠れており~
産地の母岩の状態や共産化石などを実際に観察できました。
こんな機会を作って下さり感謝いたします。
活躍を応援しております(^_-)-☆
ビカリアは新生代第三紀に繁栄していましたが現在は絶滅です。
中新世頃に絶滅とされております。
マングローブ等の汽水域に分布していたようです。
当時の日本もこうした環境が各地にあったと事がこの化石の
産出により解るのです。
北海道に関しても、奥尻島や長万部地域でビカリアなどが
確認されています。
長万部地域に関しては露出層の範囲は狭いようですが
ビカリエラはやや多く見れそうです。
私は長万部地域に関してはアタックしましたが敗北でした
しかし ここ最近 ビカリア熱が再発してリベンジをと思います
そんな中、全国のビカリアにも興味が沸き集めております。
Vicarya yokoyamai 岡山県産
先ずは母岩の確認です。
大きな母岩の表面には、すでに良さそうなビカリア
や巻貝などが確認できました。
母岩はしっかり乾燥していて非常に柔らかいです。
早い段階で全体像が浮かび上がりました
思ったより岩が柔らかいのが驚きでした~
そして振動で本体もボロンと取れそうです。
圧の影響もない保存状態です。
ある程度 見えたら殻頂が取れてしまいました
この後はゆっくり削る作業になりました
もう一つの大きいビカリアのcleaning
非常に保存が良く~ポロポロ石が取れました~
カナブラシやコンクリート針で細かい石を削ります
とても勉強になる嬉しいひと時を過ごせました
とても感謝いたします。
母岩に共産した巻貝の同定も楽しみです。
スナモグリの爪に関しては結構確認できました。
更に母岩の観察ではしっかり層が有る事、小型の
巻貝の密集層もある事が解りました。
ツノダシヘナタリとのコラボをしました
似ていますよね~(^_-)-☆
我が家最大サイズのビカリア 12cm
今回のビカリア最大サイズ 8cm
おさがりとのコラボもしました~
あとは 自力で北海道のビカリアを採集することになります。
アルビアン