皆さん 北海道の道南地域の化石です。
現在の北斗市 以前は上磯町です。
古い石灰岩が存在し太平洋セメントの工場も
あります。
今回は上磯地域の細小股沢のお話しです。
第四紀 前期更新世 浅海堆積物
ここの地層は富川層といいまして250万年前後
の時代と言われております。
ここからはキサゴが大量に採集できます。
この地域では絶滅種も産出していますので
その確保もねらい目なんですね~
北海道 上磯地域 第四紀更新世 富川層産
キサゴの化石 各2cm程度
Pratodusさんよりキサゴも新種かもとのコメント
裏側を掲載いたします。よろしくお願いいたします。
キタタマガイ
Cryptonatca russa
トウカイシラスナガイ [絶滅種 ] 2cm
Limopsis tokaiensis
エゾバイ 7cm
チヂミボラの仲間 5cm
Nucella sp
腕足 3種類 1cm
エゾキリガイダマシ 6cm
Turritella fortilirata
魚類の脊椎骨 1cm
多産します。
ダイシャカニシキ [絶滅種] 4cm 他
ツキガイモドキ 3cm
オオエゾシワバイ 4cm
標本に絶滅種のコシバニシキがあったのですが
探しきれませんでした~汗
この地域はかなり遠方なんですが
とっても面白い産地なんです。(^_-)-☆
北海道の南部も素晴らしい化石の宝庫です。
夕方から町内会の盆踊り
アンキロさんと見学、ビールを飲みました
夏ですね~
アルビアン